京都の庭園で「間(ま)」を学ぶ

京都の庭園で「間(ま)」を学ぶ

「そうだ、京都へ行こう!」

京都観光といえば神社・仏閣ですが、今回は「空間」を勉強するために「庭園」にフォーカスして巡ってきました。それもあえてできるだけコンパクトな庭園を狙いました。

本ブログは個人観光旅行記ではないので(笑)、細かくそれぞれの庭園は説明しません。

正直、説明しても伝えるのは無理なんです。実際にその場にいかないと。空間というのは現地へ行って理解する、そういうものだと改めて知りました。

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空間は五感をフル活用して感じ理解していくのです。

その場所の空気を感じる。風は皮膚で感じます。そして匂い。お香の言い匂いと緑色の葉の爽やかな香りがしました。葉と葉がすれあう音、畳を歩く音、小鳥の鳴き声、、、聴覚も研ぎ澄まされます。

もちろん視覚情報は必須ですが、小窓からの木漏れ日や池を照らす太陽の明かりの反射など。4Kや8Kと言われる
超高解像度映像技術によって、かなり臨場感を感じることができるようになりましたが、当然ながらリアルの網膜に入ってくる視覚情報にはかないません。

そもそも明りというのは肌で感じるとも言われます。ディスプレイやプロジェクターの明りではまだ実現できない領域です。

私は割とせっかちな方なのですが、この日だけは、庭園を目の前に色々と昔の人の気持ちになってみたり、ロジカルに理解しようとしてみたり。五感と脳をフル回転させたと思えば、まったく無の境地のように瞑想してみたり。

連日、京都は30度を超える真夏日でしたが、庭園を眺められる場所は心地よい良い風が流れていました。昔から日本人は風の使い方が巧かったんですね。

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空間、隙間、時間、人(間)…

昔の人は、本当に「間」(ま)の使い方が上手です。

まさに新年の抱負「Produce emotional content」ここにあり。

本当に良い時間を過ごせました。

UXの話が全くありませんね(笑)
いえいえ、UXを考えるには時間/空間/感性で捉える事も重要です。
ついつい商品やUIといった視覚だけに頼りがちですが、人間はつねにいろんな感覚でものごとをとらえています。商品を持ったときの肌触り、店に入ったときの匂いとか、ちょっとしたことも実は体験として記憶されています。

庭園巡りは、地味なようですが、空間デザイン/UXデザインなどいろんな面で勉強になりますね。

どの庭も四季で全く違う表情を出すのかと思うと、あと最低3回は京都にこないといけません。桜、紅葉、雪…とそれぞれの季節での違いを見るのが今から楽しみです。

以下、ざっとスナップショットです。

「そうだ、京都へ行こう」そんな気分になってしまいますね。


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